「家でギターの練習ができなくて難しい!」
「静かに練習できる方法ないの?」
こんな悩みを解決します。
本記事では、
・ギタリストが直面する家庭内での練習するときの課題
・エレキギターやアコースティックギターでの静かな練習方法
などを解決することができます。
なお、私はギター歴が5年で学生時代から一人暮らしをしている現在までさまざまな環境でギターを練習してきました。
今回は私の体験談も交えながらギターを家で練習する具体的な方法を解説します!
ギター練習に悩むあなたが、効果的にギター練習をできるようになりますよ!
ギターは家で練習できない?
ギターを家で練習するのはかなりハードルが高いというのが現実的です。
家でのギター練習が難しいのにはいくつかの理由があります。
まず、家族や同居人への迷惑が挙げられます。
ギターの音は広範囲に響くので、同じ家に住んでいる家族に丸聞こえです。
また壁の薄さによってはアパートやマンションでも隣人にまで響いてしまう可能性があります。
さらに賃貸住宅では楽器を奏でることが禁止されていることがあるため、制約が生じます。
更に、楽器が許可されている物件も少ない上に、自分で防音室を設置するのは難しく、高額な費用がかかることもハードルとなります。
私自身もギターを家の部屋で演奏していましたが、隣人にその音が聞こえてしまっていたことがありました。
幸運なことに、その隣人は知り合いであり、問題になりませんでした。
ですが、知らない人が隣人だった場合、ギターの音には配慮しないといけないのでギター練習はしにくくなります。
このように、家でのギター練習は周囲への気配りや制約が多く、ハードルが高いと言えます。
ギターを家で練習するならエレキ?アコギ?
ハードルが高い家でのギター練習ですが、どうしても家でギターの練習を行うなら、エレキギターがオススメです。
主な理由は2つあります。
サウンドホールの有無
エレキギターにはアコースティックギターのようなサウンドホールがないため、音が響きにくい特長があります。
<エレキにはサウンドホールがない>
これにより、近隣の人への騒音問題を最小限に抑えることができます。
私も主にエレキで練習していました。
ただ練習する際には音が静かで物足りなさを感じることもありました、
ですが、家庭内での練習を考えると、そのくらいの静かさが望ましいようにも思います。
うるさくなってしまっては意味がないですからね。
アンプが必要かどうか
エレキギターは本来、アンプを使用して音を大きくする設計がなされています。
このため、アンプなしの演奏だとかなり静かに演奏できます。
実際に私はエレキギターを使用して練習していました。
最初こそエレキギターはうるさいと思っていたのですが、アンプを使用しないと全然音が響かなかったです。
また、賃貸物件でエレキギターをアンプなしで練習していましたが、隣人からクレームが来ることは一度もなかったです。
しかもその物件は築15年以上で古い部屋だったのですが、それでもクレームは来ませんでした。
このようにどうしても家でギターの練習を行いたい場合は、エレキギターがアコースティックギターよりも騒音面で優れているため、エレキを選ぶことをおすすめします!
ギターを家で静かに練習する方法3つ
静かに練習する方法は以下の3つです。
・エレキでヘッドホン付きで練習する
・アコギのサウンドホールにタオルを詰める
・家族や隣人がいないタイミングで練習する
それぞれ解説しますね!
エレキでヘッドホン付きで練習する
エレキギターでヘッドホンを使って練習するとリアルサウンドを楽しみつつ静かに練習することができます。
なぜならアンプから直接音を出すと、周囲に大きな音が響いてしまうからです。
ですが、エレキギターはアンプやパソコンにヘッドホンで接続することで、歪んだ音を楽しむことができます。
この方法を使えばアンプからの大音量で他の人に迷惑をかける心配がありません!
にも関わらず質の高いエレキギターサウンドを楽しむことができますよ!
ちなみアンプから直接出る音と比べると、質はやや落ちることもありますが、練習においては十分な音質でしたよ!
また、オーディオインターフェースを使用してパソコンとギターを接続し、アンプシュミレーターを利用することでも、アンプが不要な状態での練習が可能でした。
<エレキはパソコンと接続可能>
こちらは高品質なシミュレーターを使えば、アンプと遜色ない音を出すことも可能です!
ヘッドホンを使ってロックなどのハードな曲の練習もクレームなしですることができました!。
ヘッドホンを使ったエレキギターの練習は、静かな上にリアルサウンドも楽しめるので特におすすめです!
アコギのサウンドホールにタオルを詰める
アコギで練習したい場合は、アコースティックギターのサウンドホールにタオルを詰めると、練習時に発生する音を抑制でき、静かな演奏が可能です。
この方法は、ギターの音響特性を調整することで、周囲への騒音の影響を最小限に抑える手段となります。
そもそもアコースティックギターの音はサウンドホールから発生し、これが響き渡ります。
なのでサウンドホールにタオルを詰めることで、音の響きを抑制し、静かな演奏が可能になります。
ちなみに、タオルはバスタオルを使用するとサウンドホールを十分に覆うことができ、特に響きを効果的に抑えることができました。
また、タオルをサウンドホールに入れる際には、弦に当たらないように入れないと音が完全にならなくなるので注意してください。
<アコギのサウンドホールにタオルを詰める方法>
弦との接触を避けることで、音を小さくしつつ、練習することができますよ!
このようにアコースティックギターで練習したい場合はサウンドホールにタオルを詰めることで、静かに練習できるのでおすすめです。
家族や隣人がいないタイミングで練習する
家族や隣人がいないタイミングでギターを弾けば、文句を言われる心配がないので、自由に練習できます!
ギターの音が他人に迷惑をかけるのは、家族や隣人に対してですからね!
家族や隣人がいない状況であれば、音楽の練習を行ってもなんの影響をありません。
このため練習する際には、家族や隣人がいないタイミングを狙ってみるといいでしょう!
私の場合は家族が仕事で遅かったので、学校から帰って家族が帰るまでの時間に練習していました
また、戸建ての住宅では夜に練習しても、隣の家には響かないため、エレキギターを使って静かに練習することもできました。
さらに、賃貸物件に住んでいた場合でも、隣人が仕事に出かけている時間などを狙うことで、クレームを避けつつ練習を行うことができました。
こんな風に家族や隣人がいないタイミングでギターを弾けば、練習してクレームが来ることはありません。
スケジュールの把握が肝ですよ!!
ギターを家で練習できない時は
ギターを家で練習できない場合、他の公共スペースでは音が響くため、
カラオケやスタジオを利用することが唯一の選択肢となります。
私は、お金がない時にはカラオケを活用して練習することがありました。
スタジオのような立派なアンプはないものの、マイクの出力端子にシールドをつなぐことで、カラオケでも音を大きく出すことが可能です。
ただし、中には楽器練習が禁止されているカラオケもあるため、事前に調査してから利用することが重要です。
またスタジオはギターを練習するための専用スペースであり、他の利用者の迷惑を気にせずに練習できます。
ただ、カラオケや家に比べて利用料が高いため、頻繁に使うことが難しかったです。
個人練習などであれば、比較的安価なスタジオも存在するため、周辺のスタジオをチェックしてみるのもおすすめです!
このようにカラオケやスタジオを利用することで、家以外でギターの練習を続けることができます。
ただし、利用料や禁止事項などを事前に確認し、自分に合った環境を見つけることが大切です。
まとめ
ギターを家で練習する際の課題は、迷惑や制約が多いことです。
アコースティックギターの音響が広がり、近隣に響いてしまう可能性があります。
エレキギターもアンプの音が大きく、防音が難しいことがあります。
しかし、エレキギターにはヘッドホンで練習する方法があり、周囲に音を気にせず集中できます。
また、アコースティックギターにはサウンドホールにタオルを詰める方法があり、音を抑制することができます。
それでも家での練習が難しい場合はカラオケやスタジオを利用しましょう!
カラオケもマイクにシールドを接続することで、エレキギターのような音量で演奏できますよ。